楽譜と作品と解釈(演奏)の関係の例で、例年授業で紹介しているキャシー・バーベリアン Cathy Berberian (1925 - 1983)の《ストリプソディStripsody》(1966) は毎回反響が大きいです。

「面白い、やってみたい」から、「演奏会を聴いてみたいけど、自分でやるのは嫌」あるいは、「これが音楽と言えるだろうか」まで、賛否両論とも言えるさまざまな意見がありますが、今年の皆さんはどうでしょうか。

図書館に楽譜も、CDもあるので興味のある人は触れてみてください。

Cathy Berberian - Stripsody

ネットでも触れることができます。まず

  • キャシー・バーベリアン公式サイト The Official Cathy Berberian website とうたっている http://www.cathyberberian.com では、トップ・ページの playlist から本人の歌唱を聴くことができます。

(バーベリアンは何も「風変り」なパフォーマンスだけが専門の歌手というわけではなく、古楽から20世紀音楽までの幅広い時代、幅広い様式の曲を歌った人で、このPlaylist では彼女の代表的な歌唱を聴くことができます。クルト・ワイルの歌もいいし、フランス語の曲でドビュッシーの《パンの笛 La Flute de Pan》もすばらしいと思います)

Cathy Berberian Stripsody でGoogle 検索すると自演、他演の動画、楽譜の絵などいろいろ出てくるのですが、著作権処理にかなり不安のある怪しいものもあるので明示的なリンクはやめておきます。

ベルリン芸術大学 Universität der Künste Berlin の音楽学部の学生向け公式サイト http://www.opp.udk-berlin.de には、Stripsody をとりあげたページがあって

楽譜のいくつかのページが見られます。厳密に言うとこのページも著作権上の処理についてはいちまつの不安がありますが、大学のよしみということで一応紹介しておきます。

またネット上でこの曲を紹介しているページで多いのは、フランスの小中学校の音楽鑑賞用の指導の手引きのようなサイトにあるもので、地方の教育委員会の学習指導サイトに用意されているものもあります。あちこちで取り上げられているので、指導の手引きの何かおおもとのようなものにこの曲が含まれているのかなとも思いますが、確認できていません。